こんにちは!
北戸田の個別指導塾・学習塾 ヒーローズ北戸田駅前校の秋山です。
皆さんは”国語における”読解力とは何だと思いますか??
わざわざ”国語における”とつけたのは、専門的な観点から読解力をお伝えしたかったからです。
算数における文章題のそれは、”理解力”であり、厳密には”読解力”ではありません。
では、国語における読解力とは何かを、具体例を挙げて紹介します。
学校での授業中の様子を思い浮かべて下さい。
算数の授業で先生がAさんを指した。
Aさんは答えることができなかった。
クラスのみんなは笑った。
Aさんの顔は真っ赤になった。
問題:なぜAさんの顔は真っ赤になったのですか。
よくある誤答を紹介しましょう。
誤答例1:答えることができなかったから。
誤答例2:クラスのみんなに笑われたから。
誤答例3:答えることができず、クラスのみんなに笑われたから。
特に3については、文章中にも書かれている内容過不足なく引用し、
どこも間違っていないように一見思えるのですが、
”顔が真っ赤になる”理由にはなっていないのです。
なぜなら、答えられなくても平気な児童・生徒もいますし、
笑われることも気にしない、と思うような場合もあるからです。
では、どのように回答すれば良いのでしょうか。
模範解答例:答えることができず、クラスのみんなに笑われ恥ずかしくなったから。
”恥ずかしくなった”という感情が、含まれていないと正解とは言えません。
こういう部分は学校でも、家庭学習でも学びづらいですよね…
お子様が算数の文章問題、国語の読解問題などが苦手でお悩みの場合、一度ヒーローズまでご相談ください^^